BOSS SD-1 SUPER OverDrive モディファイ

　中学生時代に始めたギターですが、極貧だった当時はエフェクターを買う事は出来ませんでした。
　就職してからは、ほとんどギターには触れていませんでしたが、趣味の電子回路工作を生かして
　エフェクター作りにチャレンジです。
　その第一弾がYellow Heart JrのDistortion回路追加でした。
　今回は第二弾、BOSSのSD-1（SUPER OverDrive)のモディファイに挑戦です。
　当時欲しかった歪み系エフェクターの１つで、かなり有名な物だと思います。
　さっそく、ヤフオクでＳＤ−１を落札。台湾製ですが4000円をきる値段で入手出来ました。

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　とりあえず分解してみました。
　基板に実装されている部品もネットで拾った回路図と同じです。(たぶん・・・。)

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　SD-1の音はシャリシャリした感じなので、中・低音がもっと出る様に部品の定数変更をしました。
　結果的にLandgraffのDynamic Overdriveに近い値になりました。
　電解コンは手元にあったニチコン製
　フィルムコンはPanasonic製のメタライズドフィルムコンデンサ
　オペアンプはとりあえずそのまま４５５８ＤＤですが、後から変更が出来る様にソケット化しました。
　LEDはお決まりの青色です。

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　そして一番やってみたかったケースの鏡面加工に挑戦しました。
　まず剥離剤でケースの塗装を落とした後、耐水ペーパーを240・400・800・1200・1500の順で掛けました。
　ルーター付属のワイヤーブラシで磨いた後、コンパウンドで仕上げました。
　素人にしてはマズマズの出来だと思います。
　作業日数は約一週間です。仕事から帰ってコツコツ磨き上げました。

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　文字入れの作業ですが、レタリングやカッテングシート・テプラ等を考えましたが、
　安っぽくなってしまうのが嫌だったので、思い切って彫刻にしました。
　ルーターで文字を彫り込むのですが、思ったとおり難しかったです。

　字数が多くて大変なのと、元の音とはかなり違いがあるのでSUPERの文字は省略、「OverDrive」としました。
　筆記体にしたのは、ルーターで削りやすかったからです。
　LEVEL・TONE・DRIVEは読みやすさを考慮してブロック体にしましたが、字のサイズが微妙に違います。
　「これも筆記体にしとけばよかった〜」と後から反省です。
　それでも素人にしてはマズマズの出来かな。

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　せっかく施した鏡面加工を傷つけない様に、外した部品を元に戻して、ついに・・・

　完成〜〜〜。

　ボリュームもシルバーで統一したかったのですが、手元に在庫が無かったので、あえなく却下。

　それにしても個性あふれる作品です。
　音の方も低音が良く出てます。
　ブースターからメインの歪みまで幅広く使用出来る一品だと思います。

　大音量テストしたい所ですが、昔ギターをかじった程度の実力で、ライブ経験の無い管理人は
　スタジオを借りてまでテストする勇気が有りません（チキンハートですから・・・。）
　知り合いでテストしてくれる人いないかな〜。

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